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【株式会社永楽堂】業務用パンメーカーがなぜSNS?SNS活用とECサイト立ち上げまで

「うちの会社はSNSなんてやっても効果が出ないよ…」

そう思っていらっしゃるBtoB企業の方は多いのではないでしょうか?

しかし、戦略を立ててSNSを活用すれば、売り上げアップや販路拡大の効果が期待できるとidea+は考えています。

弊社のお客さまである業務用冷凍パンメーカー 株式会社永楽堂さまも、BtoB企業でありながらInstagramとTwitterを効果的に活用したことで、BtoC販売を開始するにあたり好調なスタートを切ることができました。

そこで今回は、永楽堂の広報 高野さんと一緒に、これまでの活動を振り返り、SNSで得られた効果活用のポイントなどをお話しましたのでご紹介いたします。

BtoB企業でもSNSは効果が見込める?

idea+広報:今日はよろしくお願いします。

idea+ディレクター 五十嵐 彩乃
idea+の広報と兼任しながらディレクターも務める。SNSやオウンドメディアの企画戦略・コンテンツ制作を中心に、企業の広報活動の支援をおこなう。永楽堂さんのSNS、オウンドメディア支援も担当。

高野さん:お願いします!

株式会社永楽堂 広報責任者/BtoC部門責任者/パンコーディネーター・エキスパート
高野 仁美
新卒で永楽堂に入社し、現在8年目。カフェ巡りが趣味で、日々パン情報をリサーチしている。

idea+広報:2018年12月にInstagramを始められたそうですが、なぜBtoB向けの販売をおこなっている永楽堂さんがInstagramを使うことにしたのですか?

高野さん:わたしはカフェ巡りや食べ歩きが趣味で、食べログなどをよく見ているのですが、これからお店をオープンする若いオーナーさんの飲食店は、ホームページではなく、代わりにInstagramのリンクを掲載していることに気がつきました。

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毎日Instagramにランチメニューなどアップされてる様子を見て、「これだけ飲食店がInstagramを使っているなら、新しいお客さまと繋がるために永楽堂もやってみようかな」と思ったのがきっかけです。

idea+広報:なるほど。確かに今は検索手段が多様化し、Instagramで行きたいお店を探す人が増えていますよね。

最近ではユーザが好きなお店を応援する機能やインスタで料理を注文できる機能が実装されるなど、飲食店とInstagramは相性がいいですからね。
参照:https://business.instagram.com/blog/instagram-features-to-support-businesses/

実際にInstagramを使い始めて効果が得られたこと、苦労したことはありますか?

高野さん:1番驚いたのは、Instagramを通じた永楽堂とのコミュニケーションに、想像以上に飲食店さんが喜んでいただけていることです。

受発注のビジネスライクな関係ではなく、普段から投稿にいいねし合うなど、オンライン上でコミュニケーションを取ることで普段のやりとりも円滑になったと感じています。

また、Instagramを通じて新規のお客さまからお問い合わせがくるようになりました。

逆に苦労したことは、発信しているうちにコンテンツ(情報)に統一性がなくなってしまったことです。

始めた頃はInstagramで人気のアカウントを真似して色々投稿していました。投稿内容は、レシピ・飲食店の紹介・社内行事の様子…と統一感のない状態になっていて…。

idea+広報:idea+がサポートに入らせていただいて最初に実施したのが「コンセプト設定」でしたもんね。

ちなみに、弊社がサポートさせていただいて1番参考になったことはございますか?

高野さん:1番は発信場所の使い分けです。途中でidea+さんのほうから「Twitterとnoteも活用しましょう!」と提案がありましたが、正直パニックでした(笑)

パニックにさせてごめんなさい

わたし自身がTwitter、Instargam、Facebook、note、ブログ…それぞれの特性を理解し、何を発信すべきか理解していないと、今後広報のメンバーが増えたときにも説明ができないので…。

でも「Instagramでは主にレシピや商品紹介を掲載し、noteとTwitterは開発の裏側や働く社員にフォーカスした発信をしていこう」と説明をしていただき、納得できたのでよかったです。

各ツールの役割

idea+広報:あと、インスタの通常投稿にアップするのは基本的にレシピに絞り、それ以外の伝えたい情報はハイライトに掲載することでプロフィールで見たときの世界観を崩さないようにさせていただきました。

プロフィールに訪れるユーザーは初見のユーザーが多いと思いますので、プロフィールに表示されるハイライトを充実させることで「まずはこれを見て永楽堂を知ってね!」という狙いもあります。

高野さん:Instagramの活用法や分析も助かっています。ハッシュタグも何となくつけていたので(笑)

idea+広報:ハッシュタグは見込み顧客が検索していそうなワード選びが重要ですもんね。ちなみに、弊社がサポートする前からインスタの分析はされていたんですか?

高野さん:一応数字は見ていましたが、グラフの上がり・下がりしか見れておらず、結果を踏まえ次にどうするかという改善までは考えることが難しかったです。

ECサイトオープン!SNS経由でメディアに掲載

永楽堂さんはもともと業務用の冷凍パンメーカーでしたが、新型コロナウイルスの影響で飲食店やホテルにパンを提供することが難しくなり、急遽2020年5月にBtoC販売をスタートさせました。

idea+広報:BtoC販売がスタートして1ヶ月が経ちましたね。まさかあんなにECサイトオープンの投稿がバズるとは驚きでした(笑)

高野さん:本当ですね!改めてTwitterの力を感じました。

idea+広報:BtoC販売はもともと予定していましたが1年前倒しのスタートとなり、タイトスケジュールで進めましたよね。

今回はスピードとコスト優先でSTORESをご提案しましたが、実際使ってみていかがでしたか?

高野さん:デザイン性が高く、操作もわかりやすかったので助かりました。特に今回は短い時間の中でオープンさせなければいけなかったので…。

idea+広報:ECサイトオープンと同時にnoteやSNSでの発信もおこないましたよね。

これまではBtoBだったので、どちらかというと機能面をアピールすることが多かったですが、今回はBtoCなので「食べる瞬間」をよりイメージできるように、もちもち、ふわふわなど食感や味の表現を意識して発信するように高野さんにはお願いしました。

あとは、購入した後いかに商品を楽しんでいただくかという点で、販売商品のレシピ集も公開しましたが、実際どれくらい反響がありましたか?

高野さん:オープンから最初の3日間で在庫がなくなってしまい驚きました!1ヶ月の間ですでにリピーターさんもいらっしゃいます。

また、Yahoo!ニュースや中京テレビ「前略、大とくさん」に取り上げていただきました。

記事はこちら

idea+広報:実際にBtoC販売を開始してみていかがですか?

高野さん:そうですね。BtoBでSNSを始めた時と同じ感想なのですが、意外とお客さまはわたしたちとのコミュニケーションを楽しんでいただけてるのかな?と思います。

Twitterで「買ったよ!」と写真をアップしてくださって、投稿をRTするとそれにまたいいねがついて…とコミュニケーションが活発になり、わたしたちも嬉しいです。

わたし自身が企業のSNSアカウントに話しかけたり、ECサイトにレビューを書き込んだ経験がなかったので、実際こんなに反応をいただけたことにびっくりでした。

idea+広報:お客さまに丁寧にお返事されたり、高野さんの温かいキャラクターがあってこそだと思いますよ!

今後の展望

idea+広報:これから本格的にBtoCも力を入れていくと思いますが、今後の展望を教えてください。

高野さん:まずお客さまのニーズに合った商品開発を進めていきたいです。

永楽堂では、BtoBの時から「飲食店のオーナーだけを考えるのではなく、食べるお客さまの目線で提案すること」を大事にしてきました。この姿勢は今後も変えずにパン作りをしていきます。

また、すでにSNSを活用しお客さまと交流していますが、パン好きな方が楽しく集まれるコミュニティにしていきたいと思っています。

idea+広報:いいですね。もともと高野さんは愛知県の文化である喫茶店を盛り上げたいという夢がありましたもんね。それとも通じるものを感じます。(参照:https://note.com/eirakudo_pan/n/ndce7d37c899d)

idea+としては、永楽堂さんのパンは本当においしいので価値ある商品をオンライン上でどう魅力的に伝えるかという発信のお手伝いや、購入した後もお客さまが楽しめる体験を企画していきたいと思っています。まだまだBtoC販売は始まったばかりなので、これからも一緒にがんばりましょう!!

▼永楽堂さんのパンはこちらで購入できます
https://ec-eirakudo.com/

まとめ

アイデアプラスでは、SNSの機能や有効な使い方などテクニックの側面でお手伝いもさせていただきますが、それだけでなく商品やブランドのコンセプトの見直しまで一緒に考えています。

SNSはあくまで発信のツール。

どう使うかだけでなく、何を発信するかが重要です。

現在運用されている企業の担当者さまも、一度商品や発信のコンセプトを見直してみるのはいかがでしょうか?