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【株式会社リゲッタ】Webサイト / オウンドメディア構築

概要

有限会社シューズミニッシュさま(https://www.regeta.co.jp/)は、大阪府生野区に本社を構える靴メーカー。「ホームページをつくりたい」とご相談をいただきました。

確かにスマホ表示が未対応であったり、Webサイト構造の観点からリニューアルの必要性は感じましたが、ただ単にきれいに作り変えるのではなく今後のミニッシュさまの展望に合わせ、サイトリニューアルの目的を整理するところからスタートしました。

課題

最初に「今後やっていきたいことリスト」をいただきました。すでに素敵なアイデアが詰まっていたので「Webという場所で、届けたい人へ情報をしっかり届ける」お手伝いをしていければと思いました。

また、非常に熱心に靴作りをされている社員さまばかりなのに「ヒト気」が感じられないのがもったいないと思い、(メンバー紹介など)ヒトを見せるデザインを考えました。

支援内容

Webサイト全面リニューアル

  • ビジュアルコンセプト企画
  • レスポンシブ対応

オウンドメディア構築

  • ブログ機能搭載
  • インタビュー記事執筆
  • マニュアル作成と研修

コンセプトに込めた想い

手づくりにこだわり続ける靴職人たちがワクワクと感動を届ける会社サイト

大阪府生野区の街の中で、ミニッシュの社員さまたちが靴を作っているメインビジュアル。

生野区は靴の4大産地のうちの1つで、靴作りの町。しかし、だんだんと生産工場の中国移転が進み、職人さんの仕事が少なくなってきたことから、代表の高本さまは自社商品を生野の街全体で作ることを大事にしています。

生野区の製造方法は、工程ごとに各職人さん達の手から手へ、バトンを繋ぐリレーのように、町全体を巡りながら一つの製品が出来上がります。大阪市生野区生まれの履物メーカーとして、職人さん達の技術を後進に伝え続け、生野で作る“履きもの”の価値を広めていきたい。「一緒に靴づくりをしたいから生野区で働きたい!」という仲間や、世界中から工場見学のために生野区にたくさんの人々が集まるというビジョンを持っています。

株式会社リゲッタWebサイト 代表メッセージより

 
このような熱い想いを、サイトに訪れた方にビジュアルで一目で伝えたいと考え提案したのが【手づくりにこだわり続ける靴職人たちがワクワクと感動を届ける会社サイト】というコンセプトでした。

キービジュル原案

ミニッシュの靴はころんと丸い形が特徴で、手作りのあたたかみが感じられるデザイン。また社内には、高本さまが描いたイラストやデッサンが飾られていたことから、イラストも手描きで優しいタッチに仕上げました。

街の中にいるキャラクターは実際働かれている社員さまの似顔絵です。

メインビジュアル作成にあたり、プロジェクトメンバーで実際に工場見学もしました。

オウンドメディア設計

当時広報部が立ち上がったばかりで、今後は広報部で運用をしていきたいとのことでした。

そこでまずは弊社でインタビュー記事を作成させていただき、今後のイメージを掴んでいただきました。またマニュアルを用いてオウンドメディア運用の研修も実施いたしました。

実際のインタビュー記事はこちら

2018年4月にサイトを公開し、プロジェクト終了となりました。

チームメンバーより

株式会社リゲッタ 広報部

アイデアプラスさんには、webサイトのリニューアル以外にも、様々な依頼にご対応いただきました。提案されてくる企画も、オリジナリティがあり、面白いアイデアをたくさん出していただけるので、今後も引き続きご指導ご協力いただけます様、お願いしたいと思っております。

アイデアプラス プロデューサー 関口 秀仁

当時、代表の高本様から広報の担当者の方を窓口でご紹介いただき、「広報の自分たちが納得できるもを作りたいねん!」と熱い思いからスタートしました。

物事を進めていくにあたって、「価値観」を共有、ぶつけ合い、食い違いや、共感できること、推進にあたっての両社メンバーの調整など、時には上手く行ってないことなどもお客様と正直に話し合い、後半ではある種、受発注の関係を少し超えた「チーム」になって進められたと思います。

互いの弱みと強みを掛け算できたことが、今回のクリエイティブにつながったと考えてます。もっともっと、社内のメンバーにもこのような体験をしてもらえると嬉しいなぁと願っています!

アイデアプラス ディレクター

ミニッシュ広報部のみなさまと1つのチームのようにお仕事させていただき、本当に楽しかったです!

社員さんも素敵な方ばかりで、スタッフ紹介ページの撮影時間も楽しかった思い出があります。

拡大に向けて情報発信が肝となる大事なタイミングでWebサイトリニューアルのご機会をいただけたことを光栄に思います。

高本さんのアメブロより。記録に残すってやっぱりいいですね。(美女かどうかはさておき)

近藤武事務所 デザイナー
近藤 武

お話をいただいた時は、靴製造メーカーのWebサイトとして靴の魅力や技術などを伝える想定で考えていました。

しかし、いざ、高本社長をはじめスタッフの方のお話をお聞きするうちに、リゲッタ(当時ミニッシュ)様の魅力は、人柄や仕事に対する想いにあると感じた(もちろん、靴も魅力的です!)のを今でも覚えています。

結果として、単なるメーカーWebサイトではなく、リゲッタ様ならではのWebサイトを作ることができ、思い出深いお仕事になりました。