在宅ワークの導入や業務の効率化のために、ビジネスチャットツールの利用は欠かせないものとなっています。
しかしながら、流れに乗って導入してみたはいいものの、いまいち使いこなせていないという企業も多いのではないでしょうか。
今回は改めてビジネスチャットツールを考え直すために、代表的な4つのチャットツールについて、その特徴を簡単にご紹介します。
Chatwork
Chatworkは、アカウントがあれば社外のメンバーともすぐやり取りができるなど、コミュニケーション障壁の低さが特徴です。
デフォルトでタスク管理機能があるので、タスク管理もチャットワークに一元化していくことが可能です。
日本企業によるサービスなので、ヘルプやサポートが気になる、という方にもおすすめです。
Microsoft Teams
Microsoft Teamsの魅力は何といっても導入障壁の低さ。Microsoft 365でWordやExcelを導入していればすぐに使い始めることができます。
WordやExcelとの連携も可能で、共同編集ができるようになります。
また、ビデオ通話も充実しており、試用版でも60分利用できます。Microsoft Whiteboardとも連携しているので、オンラインでブレーンストーミングなどを実施しやすい環境が整っています。
Slack
Slackは特にIT系の企業で好まれているチャットツールです。
外部連携機能が充実していて、Google DriveやDropboxなどのオンラインストレージ、Trelloやasanaなどのタスク管理ツールをはじめ、1,000を超える外部サービスと連携することが可能です。
ワークスペースごとにアカウントを発行していくので、細かいプロジェクトに参加していく場合や、外部との連携などに使いやすい仕組みになっています。
LINE WORKS
LINE WORKSのUIはLINEとも近く、プライベートでLINEを使っていれば直感的に使用することが可能です。
カレンダーやアンケート、ノート、クラウドストレージなどの機能を兼ね備えているので、基本的な共有機能はLINE WORKS内で完結させることができます。
ライトプランが300円/月(1ユーザー当たり)と、比較的始めやすい価格に設定されているのも魅力の1つです。
まとめ:チャットツールの選び方
チャットツールの選択に正解はありません。この手のツールに不慣れな人が多いようであれば、LINEの延長線上にあるLINE WORKSが心理的なハードルは低いと考えられます。また、既に様々なクラウドサービスを使用しているのであれば、拡張機能が豊富なSlackが選択肢となってくるはずです。
導入にあたって大事なのは、きちんと浸透させ、情報を一元化させていくことです。そのためには、社内の状況などを鑑みて、適したツールを選択するのがいいでしょう。
(文・アイデアプラスBLOG編集部)