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Similar Webイベント参加|Web上のデータどう活かす?

みなさんこんにちは。東京チームのイチオカです。

先日ブログでもお伝えした通り8期が始まり、東京チームが本格始動しました!

東京チームは現在3人のメンバーで活動しており、今後拡大していくためにも日々インプットに努めています。

そこで先日、東京チーム3人でSimilar Webさま開催のデジタルマーケティングに関するセミナー「Market Intelligence Summit 2019」に参加してきました。

会場の様子

「Market Intelligence Summit 2019」では、Similar Webを用いてデータを読み取り、ビジネスをより良くしていく打ち手を実例と共に学びました。

そもそもSimilar Webとは世界中のWebサイトの解析が出来るツールです。イスラエルで開発され、190もの国々で活用されているそうです。

競合他社のWebサイトのアクセス状況や検索キーワードの解析、訪問ユーザーの関心のあるキーワードなど、デジタルマーケティングに必要な情報が手に入るという画期的なツールです。

そのSimilar Webの活用例を8名のスピーカーが様々な議題で参加者に向けてプレゼンテーションしてくれました。

当日のスケジュール

  • ・SimilarWeb – Keynote
  • ・マーケット・インテリジェンスの展望
  • ・特別基調講演:『コンテンツの時代』における日本の戦略と政策
  • ・特別基調講演:市場創造のためのactionable志向
  • ・企業のDXを加速するマーケット・インテリジェンスとダッシュボード活用
  • ・明治創業の会社が令和の顧客デジタルシフトをどう支援していくか
  • ・マーケット・インテリジェンスを活用した顧客のライフタイム・バリュー創造
  • ・“Journey 365” ~「LifeStyle」から見えた「未知」への挑戦~

沢山のタメになるお話が聞けましたが、特に印象に残った内容をご紹介させていただきます!

1:データ解析は説得・意思決定の材料になる

WebやSNSなどのデジタル世界の中には多くの情報が存在しています。

何か施策を打つ際、裏付けとなる情報(データ)があることで現場の担当者であれば上司を説得させやすくなりますし、決裁者であれば迷うことなく意思決定ができるのではないでしょうか。

2:他社との対比で課題を浮き彫りに出来る

先述の通り、Similar Webでは競合他社のWebサイトのアクセス状況などを分析できますので、自社サイトと比較することで課題を浮き彫りにすることできます。

事業会社であれば課題解決に向けてプロジェクトを進めていくことできますし、広告代理店であればクライアントに向けて課題解決に向けた提案がしやすくなります。

3:ユーザーが使用する単語を紐解く

こちらはヤマハ株式会社 ブランド戦略部の濱崎さまのセッション内容です。

ユーザーがどの検索キーワードで自社サイトへ訪れたかだけでなく、自社サイトに訪れるユーザーは日頃、他にどんなサイトに訪れ、その際はどの検索キーワードを使用しているかまで調べているそうです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は yamaha1.jpg です

さらに調べたキーワードとサイトを下記図のようにマップに落とし込んでいるそうで、これには驚きました!

また、WebサイトだけでなくSNSで呟かれている単語も併せて分析することで、ユーザーが求めている要素が見えてくるそうです。

例えば「ニット帽」を被るユーザーがInstagramで写真を掲載する際に、同時に記載しているハッシュタグの1位が「#red」と分析出来れば、市場で人気なものは「赤いニット帽」と分析することが可能になります。

このようにユーザーの使用する単語を分析してみると、他社サイトがどの分野に特化しているか、逆に他社が力を入れていない狙い目はどこかが見えてきそうですね。

非常に興味深いお話を伺い、多くの気付きが得ることが出来ました!

無料のデータ分析ツール

これまでSimilar Webの活用法を簡単に紹介してきましたが、費用をかけてまで分析するのは難しい…という企業さまもいらっしゃるかと思います。そこで無料で使えるツールを4つご紹介させていただきます。

Google Analytics

https://analytics.google.com/analytics/web/provision/?hl=ja#/provision
Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービス。

  • ・サイトの訪問者数
  • ・訪問者の年齢、性別
  • ・人気ページ
  • ・サイトに訪問した際の検索キーワード

などを解析できるため、サイト改善に役立ちます。

無料版ではデータ保持期限は無制限に設定でき、1,000万ページビューまで閲覧可能です。利用するにはWebサイトにタグを埋め込む必要があります。

Google検索の関連ワード欄

Googleで検索をすると、検索ページ下部に表示されるものです。簡易的に関連キーワードを調べることができます。 ただし、あまり関連性のないキーワードも表示されることがあるので精査が必要です。

good keyword

https://goodkeyword.net/
キーワードを入力するだけで、関連キーワードを調べることができるツールです。

例えばブログ記事作成の際、何となくキーワード選定を行うのではなくgood keywordを使用すれば効果的なキーワード選定が可能になります。ただし検索ボリュームまでは見れません。

Free keyword research tool

https://www.keyword.io/
こちらも関連キーワードを調べることができますが、good keywordと異なるのは言語指定ができる点と、YoutubeやAmazon内の関連キーワードも調べられます。

Uber suggest

https://app.neilpatel.com/ja/account
good keywordでは関連キーワードを調べることができましたが、Uber suggestはさらに検索ボリュームやSEO難易度までわかる便利ツールです。

データ活用で自社の課題解決を

自社の施策規模や用途に合わせて、有料・無料のツールを使い分けていくのがよいですね。

アイデアプラスでは広報チームが毎月データを分析し次月の企画に役立てたり、お客さまに対してはWeb戦略サポート広報サポートにおいてデータを活用しています。

「データを見てみたけど、具体的にどう対策すればいいかわからない…」などのお悩みがありましたら、お気軽にメッセージいただければと思います!