企業ブランディングはなぜ必要?6つのメリットと4つの成功事例から学ぶ重要性とは - アイデアコンパス

企業ブランディングはなぜ必要?6つのメリットと4つの成功事例から学ぶ重要性とは企業ブランディングはなぜ必要?6つのメリットと4つの成功事例から学ぶ重要性とは

企業ブランディングはなぜ必要?6つのメリットと4つの成功事例から学ぶ重要性とは

本記事の著者
関口 秀仁 ( プロジェクトメイカー・ファシリテーター・キッズデザイン )
関口秀仁 (プロジェクトメイカー・ファシリテーター・キッズデザイン)
企業ブランディングで
お困りの際は是非ご相談を!
企業ブランディングはなぜ必要?6つのメリットと4つの成功事例から学ぶ重要性とは

企業ブランディングとは、企業の理念や価値観、特徴などを伝えるために行う活動のことです。
企業ブランディングを行うことで消費者や社員、取引先などのステークホルダーとの信頼関係を築いて、競争力や収益性を高めることができます。

しかし、企業ブランディングは簡単なことではありません。
どのように自社の魅力をアピールすればいいのか、どのような戦略や手法を用いればいいのかと悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では企業ブランディングの必要性やメリット、成功事例を紹介しながら初心者でもわかりやすいように説明します

企業ブランディングとは

企業ブランディングとは、企業が自社の価値観や存在意義を顧客や投資家、従業員、地域社会などさまざまなステークホルダーに伝えて、共感を得ることで戦略的に社会的イメージを高めることです。

企業理念や価値観を明確に定義して、社内に浸透させることから始まり、高品質の製品やサービスを提供して顧客満足度を高め、他社との差を強調し独自性をアピールする手段となります。
さらに社会貢献活動やCSR活動を通じて企業の社会的責任を果たすことも企業ブランディングにつながります。
企業ブランディングは企業の長期的な成長に不可欠な取り組みです。

製品ブランディングとの違い

ブランディングは企業が行うもの以外に製品で行うものがあります。それぞれの違いを見ていきましょう。

企業ブランディングは自社の事業やサービスを対象とする製品ブランディングとは異なり、企業の社会的イメージを構築してステークホルダーに共有することが目的です。
ステークホルダーとは顧客や取引先、一般消費者、株主、地域社会や自社の社員など企業に関係する人や組織を意味します。

製品ブランディングは商品名やパッケージ、広告やキャッチコピーを通して、消費者に共有したいイメージを発信して、他社の類似製品との差別化を図るなど製品のブランドを確立することです。
製品ブランディングはあくまでも制作・開発した製品のブランドに対する取り組みであり、制作・開発した製品のイメージを向上して売上を増やすのが目的です。

マーケティングとの違い

マーケティングブランディングは、どちらも企業のビジネスを成功させるために重要な役割を果たしますが、
その目的やアプローチには違いがあります

マーケティングは市場における商品やサービスの需要を喚起して、売上を拡大させることを目的とした活動です
具体的には市場調査や顧客分析、商品開発、価格設定、販売促進などの施策を通じて、市場のニーズを把握しながらそれに応える商品やサービスを提供します。
ブランディングよりも短期的で具体的な取り組みになるので、ニーズや競合の動向変化に応じて改善する必要があります

企業ブランディングの有効範囲

ブランドというと一般消費者をターゲットとしたBtoCのビジネスで重要視されるイメージがあります。
しかし、BtoBにおいても企業ブランディングは有効です。

BtoBでは直接的に消費者と接点を持つ機会は少ないため、特定のターゲット層に対する企業の認知度や信頼性を高めるための企業ブランディングが重要となります。
企業ブランディングによって企業の理念や価値観、ビジョンなどを明確にすることで、取引先やパートナー企業から信頼を得ることにより新たなビジネスチャンスを獲得しやすくなります。

企業ブランディングの6つのメリット

ここでは企業ブランディングを行うことでどのようなメリットがあるのかを解説します。

 資金調達がしやすい
 人材採用がしやすい
 マーケティング戦略に成功しやすい
 価格競争で勝ちやすい
 従業員によい影響がある
 企業のファン・リピーターが増える

1. 資金調達しやすい

企業のブランド価値が高いと投資家や金融機関は、その企業に対して積極的に資金を提供しやすくなります。
それは、企業の信用度が高まり、投資家が将来的な収益性や成長性を期待しやすいということを示しています。
また資金調達がしやすい状況は、企業が新たなプロジェクトや事業拡大に取り組むための柔軟性を高めます。

2. 人材採用がしやすい

企業のブランドが高い評価を受けると優秀な人材はその企業に興味を持ちやすくなり、求人に対する応募も増えていきます。
これは企業の社会的地位や働きがい、キャリアアップの可能性などに魅力を感じるためです。
優秀な人材の獲得は、企業の成長や競争力を向上させる要因となります。

3. マーケティング戦略に成功しやすい

企業ブランディングは単なる企業のアイデンティティ形成だけでなく、マーケティング戦略の成功にも大いに寄与します。
企業ブランド自体が宣伝効果を持つのでマーケティングにかかるコストも削減できます。

また、顧客は製品を選択する際に自らの利益を求める一方で、同時に企業が社会全体に果たす役割や社会貢献活動にも関心を寄せています。
例えば、同じ機能の製品を提供している企業同士では、社会貢献活動を行っている企業の製品の方がポジティブなイメージから売上が増える傾向にあります

さらにブランド価値が高い企業の製品は、顧客が積極的にSNSなどでシェアする傾向があります。顧客が良い経験を共有することで、企業の製品やサービスは広く知られ、他の潜在的な顧客にも注目されることがあります。
ブログや詳細なレビュー記事を書く顧客も増えて、企業の信頼性や製品の良さがより強調されることとなります。

4. 価格競争で勝ちやすい

同じ機能の製品でも、企業ブランド自体が差別化要因になります。ブランド価値の高い企業消費者から「安心・安全・高品質」などのイメージを持たれることが多く、信頼や好意が高い傾向にあります
たとえ競合他社より価格が高かったとしても消費者に「高くても良いものを買う」という意識が働いていれば、価格競争に巻き込まれた場合でも一定の競争力を維持することができます。

5. 従業員に良い影響がある

従業員が自社や業務内容に対してやりがいや誇りを感じることが期待できます。
これは仕事に対するモチベーションや忠誠心を高め、従業員の生産性や働きがいに良い影響を与えます
また、従業員が企業のブランドを肯定的に評価することで、企業の内外においてポジティブなイメージを構築することができます。

6. 企業のファン・リピーターが増える

企業のブランド価値が高いと顧客は企業自体のファンとなり、製品やサービスに対する愛着を持つようになります。これは企業と消費者の関係が単なる取引ではなく、信頼や共感に基づくものになるためです。
企業に対する愛着が強くなると、リピーターが増加して継続的な収益を見込むことができます
また、企業のファンは口コミやソーシャルメディアを通じて積極的に企業を支持するので新たな顧客の獲得に寄与します。

6ステップで解説|企業ブランディングの方法

これまでは企業ブランディングの概要について解説しました。
ここからは企業ブランディングを実際に行う時にどうすればよいかを初心者でもわかりやすいように6ステップで解説します。

 STEP1:企業の現状を分析する
 STEP2:ブランドコンセプトを策定する
 STEP3:ブランドの提供価値を決める
 STEP4:浸透施策を策定・実施する
 STEP5:認知度・共感度を調査する
 STEP6:リブランディングする

STEP1 企業の現状を分析する

企業ブランディングの第一歩は、自社の現状分析です。この分析は大きく2つに分けられます。

1. 環境分析

環境分析は外部の状況や市場の動向を理解するための重要なステップです。
具体的な手法としてPEST分析が挙げられます。
PEST分析は以下に焦点を当てて外部環境を評価します。

 ・Politics(政治的要因)
 ・Economy(経済的要因)
 ・Society(社会的要因)
 ・Technology(技術的要因)

PEST分析を用いて世の中の流れを把握し、自社がどのような方針をとるべきかを分析します。

2. 自社の分析
もう一つの重要な分析は自社内部の状態を把握することです。
これには3C分析が利用されます。3Cとは以下を指します。

 ・Customer(顧客)
 ・Competitor(競合他社)
 ・Company(自社)

自社の現状や社会的な認知、強みや弱み、他社との差別化のポイントなどを詳細に分析して経営戦略を策定します。

企業ブランディングでは、これらの分析に十分な時間をかける必要があります。分析が疎かになると社会が求めていることとは異なるブランディングになるので、既存の賛同者が離れる可能性もあります。徹底的な分析は、正確かつ効果的なブランド構築の基盤を築く重要なステップとなります。

■3C分析については以下の記事もご覧ください。
「自社分析の必要性とは?考え方・分析方法をわかりやすく解説します」内

自社分析の実践方法「3C分析」とは 

STEP2 ブランドコンセプトを策定する

現状分析を踏まえて、企業の理念や目指す未来像を端的に表したフレーズがブランドコンセプトです。
ブランドコンセプトは企業ブランドのイメージ形成に寄与する重要な要素となるので、外部のステークホルダーだけでなく従業員にも愛着を感じられるものでなければなりません。
そのため、ブランドコンセプト策定においては、以下の2点を意識する必要があります。

 ・企業だけでなくステークホルダーも望む社会提供価値や未来像を提示する
 ・従業員が誇りを持てる理念とビジョンを指し示す

これらの要素を総合的に考慮して、企業の独自性や強みを表現したブランドコンセプトを策定することが大切です。

STEP3 ブランドの提供価値を決める

ブランド提供価値とはブランドから得られる喜びのことで、消費者に与える感情的な効果や社会的な意義を表します。
例えば、高級ブランドの服を着ると自分のステータスやファッションセンスを高めることができるという喜びがあります。

また、環境に優しいブランドの製品を使うと環境保全に貢献しているという喜びがあります。
ブランドの提供価値をステークホルダーに共感してもらうことでブランドは確立していきます。
ステークホルダーがブランドの提供価値に共感すると、ブランドへの信頼や忠誠が高まって、ブランドの価値が向上します
提供価値は、以下に焦点を当てて明確化すると良いでしょう。

実利価値(Functional Value)
製品やサービスが提供する具体的で実用的な利益や機能に焦点を当てます
これは製品が機能的で効果的なのか、ユーザーが効率的に目標を達成できるかという点に関連しています。例えば、耐久性、性能、コスト効果などが実利価値の一部です。

感性価値(Emotional Value)
製品やブランドがユーザーに与える感情的な体験や喜びに焦点を当てます
これにはデザイン、スタイル、ブランドのストーリー、感動的な広告などが含まれます。ユーザーの感情や気分に訴えかけてブランドに対する愛着を深めます。

情緒価値(Experiential Value)
情緒価値は製品やサービスを通じて提供される、独自で特別な経験に焦点を当てます
ユーザーがブランドを利用することで得られる体験や、購買プロセスそのものが楽しく、満足感を提供するかどうかが重要です。感動的なイベントや特別なサービスが情緒価値を構築します。

共鳴価値(Relational Value)
共鳴価値はブランドとユーザーの間に生じる信頼、誠実さ、共感の要素に焦点を当てます
これはブランドが社会的な価値観や顧客との信頼関係を築くことによって生まれます。社会的責任の意識、透明性、コミュニケーションの進化が共鳴価値を形成します。

STEP4 浸透施策を策定・実施する

次に、ブランドを人々に広く認知してもらうための浸透施策と実地を行います。一般的に以下の内容が行われます。

ロゴとビジュアルアイデンティティの統一
企業は一貫性のあるロゴやビジュアルアイデンティティを確立して、広告、ウェブサイト、商品パッケージなどのさまざまな媒体で統一されたデザインを使用します。
統一されたデザインは視覚的な一貫性があるので顧客がブランドを識別しやすくなります

ソーシャルメディア活用
ソーシャルメディアプラットフォームの積極的な活動は、広範囲なオーディエンスに企業のメッセージを発信する手段となります。
適切なプラットフォームでのプレゼンスやコミュニケーションは、ブランドの浸透に寄与します

イベント参加
業界イベントや地域のコミュニティ活動への参加は、企業が関わる範囲でのブランド浸透を助けます。
実際の出来事や活動でブランドが浸透していくので顧客との結びつきが深まります

顧客体験の向上
顧客が良い体験を得ることはブランドの印象を向上させます。
商品やサービスの品質向上や顧客サポートの充実は良い口コミやリピーターを生み出してブランド浸透に寄与します

広告キャンペーン
テレビ、ラジオ、オンライン広告などを通じ目標のオーディエンスに向けて、ブランドメッセージを発信する広告キャンペーンは一般的な手法です。
広告キャンペーンは特定の期間においてブランドの存在感を高めることができます

これらの施策を組み合わせて一貫性のあるメッセージを伝えることが、企業ブランディングの浸透に効果的です。

STEP5 認知度・共感度を調査する

浸透施策を行って一定の期間ごとに認知度や共感度を定期的に評価します。
アンケート調査などの手法を使用して実施される評価から「認知度が低い」「コンセプトが期待通りに受け入れられていない」といった課題を特定した場合には、プロモーション媒体の変更やブランドコンセプトの見直しなどを検討する必要があります。

STEP6 リブランディングする

企業ブランディングは継続的に醸成していく必要があります。PDCAを回して運用を継続することで効果的な施策を継続的に実施し、企業ブランドを向上させることができます。
このPDCAをリブランディングといいます。

社会や市場環境の変化に伴って、企業を取り巻く状況も変化していきます。そのため企業が提供する価値やイメージも変化していく必要があります。リブランディングは企業の価値やイメージを時代に合わせて再構築する取り組みです。
リブランディングを成功させることで、企業は時代の変化に対応して競争力を高めることができます

■リブランディングについてはこちらの記事をご覧ください。
【成功事例つき】リブランディングに適したタイミングと成功のコツを一挙公開

企業ブランディングの成功事例

ここでは実際に企業ブランディングを行って成功した事例をご紹介します。

株式会社アイデアプラス

弊社アイデプラスが携わった会社のブランディング事例を紹介します。
介護事業を行っているY社より、新規事業として学童サービスを始めるにあたって、ブランディングのご相談をいただきました。
新規事業を開始するときにブランドコンセプトを設計する事はとても重要です
まずは、学童サービスの提供価値は何かを考えていくところからスタートしました。

弊社はY社の方との会議の中で「ユーザーが求めるあるべき姿は何か」「ユーザーの母親のニーズとは」などファシリテーションを行いながら、いくつかの問いをたてて、施設やブランドの「あるべき姿」を整理していきました

実際の施設やサービス内容をユーザー視点で共に考え、「あるべき姿」をもとに、ブランディングを進めていきます。

こうして綿密に設計を行った学童サービスは、オープンから1年を経て目標動員数を達成することができました。
この成功は、徹底的にユーザー視点で考え、設計したコンセプトを軸にブランディングを行う事ができたからです。

現在、新規店舗拡大などのご相談をいただいて、更なる規模拡大のために動き出しています。

■関連記事
アイデアプラスが携わったリブランディングの事例についてはこちらの記事をご覧ください。
「【成功事例つき】リブランディングに適したタイミングと成功のコツを一挙公開」内
アイデアプラスでのサポート成功事例

キリンビバレッジ

キリンビバレッジでは「新時代へ。」というキャッチコピーの元に「生茶」シリーズを通じて、以下の資源循環への取り組みを開始しました。

・「生茶」は2022年に大幅なリニューアルを行って、味だけでなくパッケージデザインや容器も変更しました。
新しいパッケージデザインは、生茶葉の生き生きとしたおいしさと透明感を表現するとともにラベルを短くすることで、プラスチック使用量を約40%削減しました。年間換算で約180トンのプラスチック使用量を減らす見込みです。また、四角いボトルにすることで輸送効率を向上させ、CO2排出量を削減することもできます。

・コンビニ限定の600mlボトルや自動販売機用の555mlボトルには、再生ペット樹脂を100%使用した「R100ペットボトル」を採用しました。このペットボトルは新たな石油を素材として使用しないため石油由来樹脂使用量を90%削減、CO2排出量の50~60%削減することができます。

・取り組みとしてラベルレス商品も展開しています。ラベルレス商品はラベルを一切使用しないことで、プラスチック使用量をさらに削減するとともに、リサイクルしやすい商品になっています。ラベルレス商品の6本パックでは紙製包材を短尺化することで、よりラベルレスであることが分かりやすい商品に進化しました。

以上のように「生茶」は、環境にやさしいお茶であるために様々な工夫をしています。
これらの取り組みはお客様に「生茶」のおいしさだけでなく、環境への配慮も伝えることができるとともに、キリンビバレッジの環境に対する姿勢やビジョンも表現することができます。環境配慮の企業ブランディングの成功例と言えるでしょう。

出典:環境への取り組み|キリン 生茶|キリン

エニタイムフィットネス 

エニタイムフィットネスは24時間年中無休で利用できるフィットネスジムチェーンです。2000年にアメリカで創業し、日本では2003年にサービスを開始しました。

エニタイムフィットネスの理念は「ヘルシアプレイスをすべての人々へ」です。この理念に基づき、エニタイムフィットネスはフィットネスジムに対するイメージの刷新に取り組みました。
従来のフィットネスジムは料金が高い、システムが複雑そう、敷居が高いなどのイメージがありました。エニタイムフィットネスは24時間年中無休で利用できる、低価格でシンプルなシステムや全国の店舗で利用できるなどのサービスでイメージを払拭することに成功しました。

さらに上記の理念を端的に表した「好きな時間に、好きな場所で、好きなように」というキャッチフレーズで誰もが気軽に利用できるイメージを訴求しました。
この企業ブランディングの成功により、エニタイムフィットネスは日本国内で急速に店舗数を拡大し、フィットネス業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立しました。

出典:ABOUT ANYTIME FITNESS エニタイムフィットネスとは
    imajina「エニタイムフィットネスが描く、新しいブランド像」

セリア

セリアは、「Color the days 日常を彩る。」というブランドコンセプトを掲げて企業ブランディングに成功しています。

その証拠に主婦1021人を対象にしたカジナビの調査では、セリアは「好きな100円ショップ」で第1位を獲得しました。
売上ではダイソーに次ぐ第2位ですが、好感度が最も高いことはセリアのブランディングが顧客の心をつかんでいることを示しています

先の調査でもセリアを選んだ理由として「かわいい」「おしゃれ」という声が多く、ブランドコンセプトが顧客に浸透していることがわかります。

出典:imajina「セリアが届ける<Color the days>アイデア創造の場へ」

おすすめのブランディング会社5選

ここでは企業ブランディングで実績のあるブランディング会社をご紹介します。

 株式会社アイデアプラス
 good design company
 MIMIGURI
 GRAMCO
 Interbrand

株式会社アイデアプラス

株式会社アイデアプラスは「世界一アイデアをカタチにしている会社になる」というビジョンのもと、「アイデアをカタチにして笑顔をつくる」ことを大切にして、制作物ありきではない隠れた本質的な課題を見つけ、それぞれの課題に応じた解決策を提案します。
企業の課題に合わせた、伴走者としてプロジェクトを最適な道筋で進行します

「何をすべきかはわかったけれど、何から手を付けてよいかわからない」
そんな「明日」に不安を抱えたお客様に、最適な手法やメンバーをアサインしながら共に創る。
それを実現できるのが、アイデアプラスです。

アイデアプラスについて詳しく知りたい方はこちらからホワイトペーパーをチェック

資料請求

good design company

good design company(http://gooddesigncompany.com/concept)はクリエイティブの力で企業やブランドの価値を創出する、ブランディングデザインとコンサルティングの会社です。
商品やブランドの企画構想段階から関わり、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、インテリアデザイン、広告や宣伝、長期的なブランディングまで戦略をトータルに手掛けます。

MIMIGURI

株式会社MIMIGURI(https://mimiguri.co.jp/)は、人と組織の経営コンサルティングファームです。
MIMIGURIのミッションは「人と組織の可能性を最大限に活かした新しい多角化経営モデルを創造し、社会に貢献する」ことです。

強みは理論開発と実践の両面を兼ね備えていることで、経営多角化の新たな理論である「CCM(Creative Cultivation Model)」を提唱しています。CCMは人と組織の創造性を育むことで、持続可能な多角化経営を実現するモデルです。
代表的な実績としては大手メーカーからメガベンチャーまで組織開発や経営人材育成プログラムの開発・提供などを行っています。

GRAMCO

グラムコ(https://www.gramco.co.jp/)は日本と中国で最初に設立されたブランディングファームです。
戦略思考とクリエイティブ思考を兼ね備えたコンサルティングファームとして、リサーチ、戦略・コンセプト立案から、ブランドデザインの開発と展開まで一貫してサポートしています。

戦略思考とクリエイティブ思考を融合したブランディングを重視しており、戦略思考でブランドの目的やターゲットを明確にしてクリエイティブ思考でブランドの差別化や魅力を創出します。
代表的な実績としては有名企業や教育機関などのブランド戦略、ブランドリニューアルなどがあります。

Interbrand

インターブランドジャパン(https://www.interbrandjapan.com/)は世界最大のブランディング会社であるインターブランドの日本法人です。
1986年に設立され、40年以上にわたり日本企業のブランド価値向上を支援してきました。

世界200以上の国と地域で事業を展開しており、世界標準のブランディング手法を保有しています。インターブランドジャパンはこれらの手法を日本企業に導入してブランド価値向上を実現しています。
代表的な実績としては有名企業やスポーツチームなどのブランド名開発、ブランド再生などがあります。

よくある質問

ここでは企業ブランディングについてよくある質問を解説します。

企業ブランディングはなぜ必要なのか?

企業ブランディングは自社のブランド価値を高めることで競合他社との差別化を図り、
顧客の認知度やロイヤリティを向上させることを目的とした戦略です。
企業ブランディングが必要な理由は以下の6点があげられます。

資金調達:投資家の信頼を得られる
人材採用:優秀な人材に選ばれる
マーケティング:宣伝効果があり、コスト削減につながる
価格競争:ブランド価値で有利になる
従業員:モチベーションや働きがいが高まる
ファン・リピーター:愛着が生まれ、継続的な収益につながる

詳細はこのページ内の「企業ブランディングの6つのメリット」をご覧ください。

ブランディングには何年くらいかかるのか?

ブランディングは長期的な視点で取り組むことが大切です。
5年、10年というスパンで計画を立て着実に実行していくことで、企業の価値を高めて競争力を向上させることができます
ブランドイメージを定着させるためには、顧客に共感してもらうことが重要です。そのためには企業の価値観や理念を顧客にわかりやすく伝える必要があります。これは短期間で一気に達成できるものではありません。

短期間で結果を求めてしまうと、ブランディングの取り組みを始めて間もないにもかかわらず「効果がない」とブランドコンセプトの変更を繰り返してしまい、イメージが定着せずにいつまでたっても認知度が向上しないというリスクも考えられます。

企業ブランディングにかかる費用はどのくらいか?

ブランディングの目的が企業の認知度向上やイメージアップなど、比較的単純なものであればコンサルティングの費用は安くなる傾向にあります。
一方、ブランディングの目的が企業の価値観や理念の再定義など、複雑なものであればコンサルティングの費用は高くなる傾向にあります。

相場としては月額10万円〜30万円、最低契約期間が3か月や6か月、1年というケースが一般的です

まとめ

ブランドの提供価値を決めることで、企業は自社のブランドが何を目指しているのか、どのような価値を提供しているのかを明確にすることができます。
これは消費者に対してブランドの魅力や差別化を伝えるだけでなく、従業員に対してもブランドに対する理解や共感を深めることにつながります。


ブランドの提供価値は企業の理念やビジョン、コンセプトに基づいて決められるべきものであり、その過程ではステークホルダーのニーズや期待にも応えることが重要です。
ブランドの提供価値を決めることは企業ブランディングの中核的な要素であり、ブランドの方向性や目標を示すことになります。


弊社、株式会社アイデアプラスはお客様が抱える課題を考えクリエイティブの力で課題解決、一緒に目標達成まで伴走いたします。
ブランディングについてお困りの際は、ぜひ株式会社アイデアプラスにお気軽にご相談ください。

Writer

執筆者

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関口秀仁 プロジェクトメイカー・ファシリテーター・キッズデザイン

関口 秀仁 プロジェクトメイカー・ファシリテーター・キッズデザイン

芸大卒業後、Honda mobilityland にてプロデューサーとして鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎなどテーマパーク開発を15年経て、アイデアプラスにて取締役CDO、グループ会社アイデアプラスSDの代表取締役CDOに就任。中小企業向けの新規事業開発、新規商品開発、組織開発などをデザイン思考とチームビルディングを活用、自分も楽しみながら熱量を持ち取り組んでいる。

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